マルチキャストに関する自分的まとめ

マルチキャストのざっとしたまとめ。

マルチキャストの登場人物は
「送信ホスト」「受信ホスト」「ルータ」
である。

マルチキャストでは「ルータ」が送信先を選別して、効率よくパケットを配送。

・レイヤ3ではマルチキャストIPアドレス。
224.0.0.0〜239.255.255.255/32
(一部専用アドレスあり)

・レイヤ2ではマルチキャストMACアドレス
先頭25ビットは固定。0x01005e。25ビット目は0
26ビット〜48ビットは、マルチキャストIPアドレスの下23ビット。

マルチキャストグループの管理にはIGMPプロトコルを使用。

・ホストはルータにIGMPjoinを投げる。

・ルータ同士のマルチキャストの管理は、ほかに専用のルーティングプロトコルがある(PIMとか)

・ルータ時々224.0.0.1にメッセージを送り、受け取ったホストは参加しているマルチキャストグループを答える。これにより、ルータは自分の下に、マルチキャストに参加しているホストの存在を確認する。

・IGMPv1では離脱の時は何もせず。v2,v3ではリーブメッセージ。

CiscoではCGMPという、レイヤ2スイッチでもマルチキャストを学習できるプロトコルを用意している。主にレイヤ3スイッチとの会話で学習するよう。

・ルータではマルチキャストアドレスをポートに対応付けているわけで、クライアントを覚えて送信しているわけではない。CGMPでスイッチが学習すると、ホストに接続されたポートには、相手先のMACとして、ホストのMACマルチキャストMACを登録することで効率よい配送を実現。

PIMについてはまた明日。